プロフィール

🍀カウンセラーとの相性が大切🍀

こころの自由と自立を手に入れるカウンセリングをしているSOMEMA(そめま)です。
悩んでいる状況や気持ちが改善するかは、あなたとカウンセラーとの相性が大事です。
ですので、カウンセラーがどのような悩みを抱えて過ごした結果、
私がカウンセラーになったのか、興味のある方はぜひご覧ください。

🍀親や人の顔色ばかり気にする子ども🍀

子どもの頃は体が弱く、喘息もあったのですが、
風邪をひいたり咳をすると、「体が弱い」「すぐ(呼吸が)ゼエゼエする」といったことを
父親から言われていた
ためか
いまから考えてみると、
自分の中でどこか「自分は弱い」「自分はダメなんだ」と感じていた幼少期のように思います。

そういったことを感じていたためか、
私は小さい頃から、
素直に自分の思いを話せなかったり、
自分の思った通りに行動できなかったり、
自分らしくして良いという感覚が持てませんでした。

親(特に父親)が厳しかったこともありましたし、
「我慢、忍耐」という育てられ方も影響したのかもしれません。

そのためか、人の気持ちを考えすぎるところがあり、
親や他人の顔色を気にしているような子でした。
周りに合わせて、自分の言いたいことがはっきりと言えませんでした。

🍀小学校でのイジメ🍀

さらに、そういった性格に輪をかける出来事がありました。

小学校5年の時のイジメです。

自分らしくして良いという感覚がないため、
クラスのボス的な存在やそのグループに無理にすり寄ってしまったのですね。
それがきっかけだと思います。

だけども、彼らからすると、そんな私に気持ち悪さや違和感を覚えたのでしょうね。
そのためかグループからもクラスの仲間からも外されました。

いま振り返ってみると、
本来の自分らしさを抑えて他人に合わせようとすると、
他人は違和感を覚えるのかも
しれませんね。

イジメは1年近くだったと思います。
この体験で、対人関係や集団への苦手意識を感じるようになり、
さらに、自分の思い・考えを抑えて、他人や集団に過剰に合わせるようになりました。

そういった自分の傾向は後々まで自分を苦しめることになりました。

🍀人に合わせて我慢する日々🍀

小学6年の時にはイジメはなくなり、
中学では学業や部活動が順調ではありましたが、
どこかやはり自分らしくすることを我慢して抑えて、親や周囲に合わせて、
自分の思いや考えを素直に表せない窮屈さを感じていました。

🍀我慢し続けて自分の気持ちが分からなくなってしまった🍀

窮屈さを感じていても、どうにもできない自分も自覚していました。

野球部からサッカー部に移りたいといっても、
最後には、親の「最後まで我慢してやり通せ」に屈してしまい、

進みたい高校があったのに、
自分には合わない、行きたくないと思っていた学校を先生から勧められて、
結局、合格できるという理由だけで進学し、

進学にあたり寮生活をしたくなかったのに、
親の経済的な負担を考えて、我慢して寮での集団生活をし、

自分がやりたいと思ってもいないことを我慢して学び続けて卒業し、
やりたいとも、好きだとも思えない仕事を選びました。

この頃には自分らしくできないどころか、
自分の気持ちが分からなくなっていました。
自分の人生ながら、自分の意志も軸もない、主体性のない生き方
になっていました。

🍀自分の気持ちを無視し続ける日々🍀

20歳の時に初めて就職しましたが、
「やりたい」とも「好きだ」とも思えない仕事でだったので、
これから会社の中でどんな仕事をしていきたいのか、
まったく自分の考えがありませんでした。

同じ新入社員の人たちが、しっかりとしたビジョンや希望を持って入社し、
仕事に対する自分の考えや意見を持っていることを知り、
自らの考えや意志のない自分を情けなく感じました。

上司や先輩たちが仕事に集中して充実した様子を見て、
同じようになれない自分がダメな人間にも思えてきました。

本当は好きでもない仕事をしているなと感じながらも、
親の「我慢、忍耐」という教えだけは根付いていて、
自分の気持ちを無視して仕事を続けていました。

つらさを感じれば、「給料は一応安定してもらっているし」と、
自分の気持ちをごまかしたり抑えたりして、
何年も自分の気持ちを無視し続けました。

🍀こころのエネルギーがゼロに🍀

周囲には残業している人が多かったこともあり、
自分もとにかく我慢して頑張らねばならないと思って、
毎日夜遅くまで残業し続けていました。

でも、自分が主体的にやりたいと思った仕事でもなく、
毎日長時間我慢して、つらさや苦しさを無視し続けている
うちに、
だんだん朝起きることができなくなり、
頑張って仕事に行こうと思っても動けなくなりました。

今から考えれば、こころのエネルギーが消耗しきっていたのだと思います。

🍀挫折から心理学を学ぶ🍀

結局、会社は6年間勤めた末に退職しました。
あの当時の私の体力、メンタルは限界でした。
社会に出て、初めて勤めた会社を続けられず、人生の挫折を感じました。

この挫折は、やりたくもないことを我慢して、
自分の気持ちを無視した結果
から起きたことだと思いました。

この経験から、私は、心の問題や心の働きに関心を持つようになり、
心理学をしっかり勉強したいと思い、大学に入りました。

🍀カウンセラーを目指す🍀

大学で勉強しているうちに、
心理カウンセラーという職業があることを知りました。

我慢することや人の顔色を気にする性分だったためか、
「自分の気持ちながら思い通りにならないなぁ。なんか苦しいな」と
子どもの時からずっと感じていましたが、

その思い通りにならなくて苦しい気持ちを楽にできる仕事が
心理カウンセラーなのではないかと思い、
私は心理カウンセラーとして、
少しでも人の気持ちを楽にできるように働きたい
と思うようになりました。

ただ、当時はカウンセラーの働き口は非常に少なくて、
すぐには心理カウンセラーとして働くことはできませんでした。

ショックでしたが、
それならばと、今度はカウンセラーの資格を取得を目指し、
あらゆる心理状態や症状、カウンセリングスキルを学び、
カウンセラーとしてのトレーニングをひたすらしてきました

🍀「生きるのが面倒」という感覚🍀

自分のやりたいことだったので、
カウンセラーの勉強もトレーニングも自然していました。

でも、「資格を取ってもカウンセラーとして働くことは難しいのだろう。
なんでこう人生って上手くいかないのだろうな」と勝手に諦めたような、
そして、どこか生きるのも面倒だなと思っているところもありました。

🍀重度の大腸ガンに🍀

「生きるのが面倒」…
そんなことを思っていたからどうかわかりませんが、

資格試験まであと数ヶ月となり、カウンセラーの養成講座に通う日のことです。
会場まで行く途中にトイレに寄り、用を足したら便器が真っ赤になるのです。

最初は何かよくわからなかったのですが、下血でした。
講座会場に着いた時には貧血でフラフラでした。

その後すぐに病院に行き、調べたら大腸ガンでした。

患部に潰瘍ができ、そこから出血していたのです。
(だからこそガンの発見につながったので、後から考えると、出血して良かったとも言えます)

ガンの宣告を受けた時は、頭の中が真っ白で絶望しました。
ステージ4に近かったので、「ああ、俺の人生終わったな」と思いました。
(ガンの部位にもよりますが、診断から5年経過後の患者の生存率(5年生存率)は、
ステージ1で80〜90%、ステージ4で約16%になります(がん研究振興財団「がんの統計11」より))

🍀本当は生きたい、諦めない🍀

ガンの宣告に絶望してから、
病院でどう過ごしていたのかも覚えていないのですが、
ある日、近くの部屋に入院していたご老人から話しかけられたことは、
いまでもよく覚えています。

そのご老人は「孫が手術してほしいと言うもので」とおっしゃり、
お孫さんのお言葉で手術を受けることを決めたのだそうです。
その顔はどこか穏やかで希望を持っている様子でした。

よく見てみれば、病院には小さい子も入院していました。
みんなおそらく何らかの病気だったのでしょうけど、
どこか「諦めない。まだ終わってない。これから」という希望を持っているように
私には見えました。

その日から少しずつ気持ちを持ち直したように思います。

優しくてしっかりした外科の先生に出会い、
病状と手術の方法をしっかりと説明して頂き、
徐々に希望を持てるようになりました。

そして、手術の日。
手術が終わり麻酔から目を覚ますと、
手術台の上で、私は泣いていました。

生きることがどこか面倒に思っていたのに、
本当はやっぱりまだ生きたい
のだと思いました。

入院生活と手術で心身ともに弱っていましたが、
カウンセラーとして働くこともまだ諦めてはいけないと強く思いました。

🍀大腸ガンを乗り越えて🍀

退院した後は、通院しながら抗がん剤治療を初めました。
抗がん剤治療と定期検査の途中ではありましたが、
試験を受け、カウンセラーの資格を取得いたしました。

その後、自らの心の悩みに向き合った経験と、
心理学を学びカウンセリングのトレーニングを積み続けた結果、
電話相談を事業とした会社に就職し、
仕事や職場での悩みを抱えた方からの電話相談を受けてきました。

電話相談は12年間続けました。
その途中で、ガンの再発不安からパニック症状にも悩まされたこともありましたが、
そういった体験をしてさまざまな治療家を訪ね、
自ら学んできた心理学やカウンセリングの知識やスキルを活かすことで、
対人関係の苦しさや病気の不安、パニック症状も克服
できました。

色々と挫折はありましたが、今ではカウンセラーとして働くことができ、
諦めずに自分の意志で自分の進みたい道に進んでよかった
と思っています。

🍀人間関係のつらさ、組織にいる難しさを感じている人から
電話相談を2000件受ける🍀

仕事や職場での悩みを抱えた方からの電話相談に従事して、
職場では、長時間労働やパワーハラスメントなどの問題が起きており、
それらが元でメンタルの調子を崩される方がいることがわかりました。

組織体制や職場環境の問題で働くことに負担を感じていたり、
職場の人間関係やコミュニケーションに悩む従業員が多い
ことも実感しました。

こういった相談者のつらさや苦しさに向き合い、
私はカウンセラーとして、安心して話せる雰囲気を作って信頼関係を築き、
しっかりとお話を傾聴して気持ちを受け止めてきました。
そして、相談者と一緒に、複雑な気持ちを整理したり、
お気持ちを楽にするためのサポートをしつづけ、
およそ2000件の電話相談に対応して参りました。

🍀自分らしい生き方や働き方を支援したい🍀

電話で相談を受けてみて、職場環境や人間関係のつらさ、
それが原因で生じた症状に苦しんでいることはもちろん、
生き方や働き方の価値観といった、一人ひとりが持っている自分らしさが、
他人との関係や、家族・職場の中で抑えられてしまうために、
つらさや苦しさを抱えているのだと感じました


そのような体験から、
一人ひとりが、こころを自由にして、
自分の価値感に基づいた自分らしい生き方・働き方ができないか、
家族に束縛されることなく、組織に振り回されることなく、
自分の得意なことや好きなことなど、
自分らしさを発揮して自立できる世の中にできないものか
と、
思うようにもなりました。

自由に自分らしい生き方をして自立する…
私が心理学やカウンセリングの分野に進み、
勉強やトレーニングを続けてきたのはこのためなのかもしれない、
そのように感じるるようにもなりました。

🍀こころの自立と自由を手に入れるためのカウンセラーとして独立起業🍀

電話相談の仕事はやりがいのある仕事ではありましたが、
一人ひとりのこころの自由や、自分らしい生き方を支援するには
限界があることも次第に感じるようになりました。

電話の場合、当然ながら相談者の表情は見えませんし、
相談は原則1回限りといった職場の制約もあったため、
継続的な支援や効果的な支援をすることができないと感じていました。

これでは自分が最も支援したい人たちを支援できない…。

それならば自らの手で支援する場を作るしかない。
そう思うようになりました。

迷いはしましたが、12年間勤めた会社を退職し、
メンタルクリニックでの心理カウンセラーを経て、
自分らしい生き方や働き方ができるよう、
一人ひとりがもっと自分の気持ちの理解を深めて、
こころの自立と自由を手に入れることを支援できるカウンセラーとして
独立起業することにしました。

🍀自分で自分を安心させて肯定できる感覚を持つ🍀

こういった自らの体験や相談に応じてきた経験から、
友人関係や恋愛、会社での人間関係がうまくいかなくなったり、
ストレスや負担を感じてしまうのは、
本来の自分を抑えて相手に過剰に合わせてしまうから
だと考えられます。

相手との間に上下関係ができて、振り回されたり不快な思いをしたり、
相手が自分を束縛したり、振り回すようにもなります。

他人や集団に対して我慢や忍耐することは時に必要です。
ただ、我慢・忍耐には、つらい気持ちや状況を変えられる力はないですし、
ずっと我慢し続けても、いつかは限界が来てしまう…。

そう思えるのです。

だからこそ、
自分の感情を抑えて我慢するのではなく
自らの感情を受け入れ、自分で自分を安心させて肯定できること、
それこそが、こころの自立であり、
周りに過剰に合わせることなく、自由に自分らしく生きていくことができる
のではないか
と思っております。

🍀もっと早くカウンセラーに出会っていたなら🍀

私が子どもの頃や若い頃を振り返ってみると、
カウンセラーという存在は知りませんでたし、
身近にカウンセラーのような存在がいたなら、
もっと早く悩みや問題が解決していたり、
気持ちの負担が軽くなっていたと、間違いなく思います。

もし、あなたが誰かとの関係や、職場などの集団の中で、
自分の気持ちを抑えて窮屈さを感じていたり、
自分を肯定できず、生きづらさを感じているなら、
遠慮なくご相談頂ければと願っております。

人の顔色を気にせず、自由に自分の人生を主体的に生きられるように。

🍀カウンセリングを受けようと少しでも思ったら🍀

初めてカウンセリングを受ける時にはとても不安があるかと思います。
「否定されずに聞いてくれるだろうか?」
「気持ちは楽になっていくのだろうか?」

このような迷いがあるかと思います。
でも、ほんの少しでもお話し頂ければ、お気持ちに変化が生じます。
その変化がちょっとした行動に結びつきます。

なので、ほんの少しの希望と勇気を持って、ご相談いただければと思います。
どうぞ安心して何でもお話ください。
あなたのお話とお気持ちをしっかりと受けとめ、
あなたのこころの状態に適した心理療法を行い、

あなたがこころの自立と自由を手に入れることができるようサポートして参ります